くらしの変化のきざし、おニューなミニマルライフを語る「ニューミニマルナイト」
ニューミニマルナイト、開催しました。
本を購入する金額で、飲食付きの読書イベントに参加できる。しかも、販売元YADOKARIさんの計らいで、個人で手配するよりもみんなで買う(誰かが販売者として手を上げて)ほうが早くに手に入るという魅力もあって、なんとも楽しい会となりました。
3連休の真ん中の夜で、しかも大阪での開催にもかかわらず神戸や東京から高い熱量で参加いただいたことで、3時間という話をするイベントとしては長めの設定にもかかわらず話題尽きず盛り上がりました。
プログラムとしては、 ■はじめまして、参加者自己紹介タイム ■月極本1-ニューミニマル ペチャクチャリーディング ■一番気になったページ教えてタイム ■最近見つけた!おニューなミニマル発表大会
の4本立てで進行。
例えばこんな話が出ました。コンサルなど知識系の仕事やIT系のネットで成果物のやりとりができる場合は住む場所に縛られないイメージがあるけど、住む場所を移していきながら「ものづくり」する働き方ってできるのかという疑問が出たのです。ものづくりをするにはつくる設備が要ったりして、なかなか身動きしにくい感じがあると。すると、「昔の鍛冶屋は、金属を扱える人がとても少なかったので集落を転々としながらそれぞれの場所で必要とされる生活具を製作してたそうな」という、ものづくりでも住む場所に縛られない在り方のヒントが出てきました。「ものが流通」するのではなく「人が動いていく」というものづくりも、技術の希少性やいくつか条件が揃えば成立するのかも、という気付きが得られました。
その他にも、モノを持たないミニマリストの話題では、とある参加者が持っている服を全てノートに書き出して本当に使う服が何なのか時々見なおしているという実践のはなしを聞けたりしました。
本の手に入れ方も、今回のように体験の共有とセットにするやり方でやるのも面白いなと感じました。また機会があったらやりたいと思っています。
参加者が持ってきてくれた、関連本。狭小住宅やお金に縛られない生活にまつわるもの。
本を片手に話をしたのですが、キーワードも手元に置いて気になったものについて話しました。
自分の持物を書き出すことが、本当に必要なものに絞るのにいいねという話も。
フレームの一角に特設販売コーナーを設けました。